リモートワーク3年目。中間管理職をやってみて。

こんにちは。okeeeです。

もうどこに行ってもクリスマスムード一色。みなさんはどんなクリスマスを過ごされるのでしょうか。ちなみにSNSを漁ってみたところ去年の私はオッサン2人と呑んでたみたいです。何があった。

ということで毎年1つは書こうと決めてるAdvent Calendarです。今年はリモートワークについて。

リモートワーク Advent Calendar 2015
http://www.adventar.org/calendars/854

これまで

2014年の年末くらいからリモートワークを始めました。そのあたりについてはこのあたりを見て頂ければ。


今どうなってるか

もちろん色々な変化がありました。会社の体制も変わればメンバーも変わる、変わらない組織は成長がなくなっている、ということですし。
現在も中間管理職のままですが「リージョナル」という括りはなくなり「法人営業課」という会社唯一の営業部門の「課長」になりました。 中間管理職の有無による良し悪しはありますが組織の変化の中で現在は必要とされています。ロールとしては会社の売上目標をチームとして達成に導いていく感じです。
おかげ様で体制としてもメンバーに恵まれ、現在は10名程度となりました。

リモートからの中間管理

相変わらずメンバーのほとんどは東京にいます。他には仙台、福岡(博多)に1人ずつという感じです。大阪にも半分営業なメンバーが増えました。
そんな中で中間管理職をやっていく、というのはイメージがつきにくいかもしれません。
  • メンバーとのコミュニケーションはどうするの?
  • メンバーの評価はどうするの?
  • 上長への報告はどうするの?
  • 他の課との連携はどうするの?
  • メンバー同士が喧嘩したらどうするの?
リモートワークのマネージャ、というと新しめの組織体制の上に設置されていて、日本に古来から伝わる中間管理職をリモートワークで、というのは珍しいのかもしれません。どこも同じだと思うのですが中間管理職はハードワークです。働き方の改善、新しい働き方、とはなかなか結びつかない感じがします。

変わってきたこと

中間管理職をリモートワークで行っていくにあたり以前のリモートワークから少しずつ変わってきたことがあります。それは発信だけではダメだということ、注意深く丁寧に情報を見ていく必要があるということです。
メンバーとしてリモートワークを行う場合はとにかく発信が重要だと思います。今自分が何をしているか、どこにいるか、どんな状況か、を頻繁に細かく発信することで受け取る側が意識しやすくなります。自分がリモートにいることを認識し見てもらうことで一定のチームワーク改善に繋がります。
ただ中間管理職の場合はいち早くチームの問題に気付き、炎上する前に解決する方に導くよう調整が必要ですが、ここで1つ問題が出てきます。100%リモートワークではない組織は非リモートワーク側からリモートワーク側への情報の流入が一定ではなく、粒度も様々だということです。非リモートワーク側でF2Fで問題が発生していてもチャットツールに流れて来なければ気付くことが出来ません。まさに「事件は現場で起きている」です。
これに対応するには、もちろん非リモートワーク側の意識改善(情報共有をサボらない、端折らない)もありますが、リモートワーク側として、また中間管理職として、「見る」力の必要性を感じています。

心掛けていること

何を心掛けるかは単純です。ひたすらテキストを「見」ます。社内の情報共有はチャットツール(Slack)、チケット管理ツール(Backlog、zendesk)などなど基本的にはテキストです。そのテキストの隅々まで、表現方法、アイコン・絵文字の使い方、感嘆符の使い方まで色々な部分を注意深く見るようにしています。慣れてくると人それぞれのテキストのクセがわかってきます。そのクセに少しでも違和感を感じたらチェックしたり、詳しいことを聞いてみたり、電話(Skype、Hangout)してみたり。テキストを書いているのは「人」なので何かあれば兆候が出てきます。その微かな兆候を見逃さないようになれば、もっとリモートワークでのマネジメントがしやすくなる、そんな気がします。

まとめ

ということで、まだまだリモートワークの中間管理職(マネージャ)としてはひよっこですし色々と試していきたいと思います。他にも「こんなことするといいよ」「これよかったよ」とかあったら教えて下さい。

いつかリニアが開通したりどこでもドアが実現すればそれはそれでリモートワークが簡単に更に拡がっていくんだろうなぁという妄想もします。それまではひたすら良くなるように実践していくのみです。


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